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当事務所は、社員数10~200名程の顧問先企業のリスク管理・労務管理を中心に業務を行っていますが、顧問先企業から、知り合いの中小企業をご紹介いただき、ご相談を受けることがあります。
その中で、最もよくご相談を受ける案件の一つが、売掛金の回収です。
売掛金の回収が出来ないことは、会社にとって最悪の事態です。
いかに高額な売掛金が存在しているとしても、会社の現預金が尽きてしまえば、会社は立ち行かなくなってしまいます。
しかし、売掛先が倒産の危機に瀕してから、債権者が取りうる手段はごくわずかです。
売掛金の回収率を上げるためには、「事前に」きちんと対策(リスク分析)をし、支払が完了するまで継続的に管理(債権管理)していくしかありません。
取引にあたって、事前にリスクを分析し、継続的に債権を管理しておくことは、会社を守るために必要不可欠なものなのです。
(弁護士 國安耕太)